TOEIC 英語学習法

【TOEIC初心者必見】今更聞けないTOEICの特徴とスコア活用例

こんにちは、KOUです!

 

KOU

今回は年間約169万人が受けているTOEICテストについて、特徴やスコア活用について書いていきます!

 

昇進や昇格、大学入試などでも活用されている日本ではよく知られたテストですが、みなさんは受けたことがあるでしょうか?

 

この記事は以下のような方にとってお役立ちできればうれしいです。

 

こんな方におすすめ

  • はじめてTOEICを受けようと思ってる人
  • 数回受けたことがあるけど改めてTOEICのことを知りたい人
  • だいぶ昔に受検したことがある人(2016年以前は旧形式)

 

ぺんた

これから受けようと考えてる人は、まずどんなテストか知った上でテスト対策をしよう!

 

記事の後半では、ぶっちゃけどのくらいスコアがあるとどのように使えるのか具体例も書いています。

 

この記事で分かること
  • TOEICの概要(種類・申込情報)が分かる
  • TOEICの特徴(問題形式)が分かる
  • TOEICでどのくらいのスコアを目指せばいいか考えられる

 



 

TOEICについて

 

どんなテストか

TOEICとは「Test of English for International Communication」の略で、

 

英語を母国語としない人を対象に、英語でのコミュニケーションスキルを測るテストといった感じです。

 

TOEICは「ビジネス英語力を測るテスト」と言われることもありますが、試験では日常的シーンも登場します

KOU

 

ぺんた

家電が壊れたり、停電したり、トラブルの内容は多発するよね

 

テストは2種類ある

出所:https://www.iibc-global.org/toeic/toeic_program.html#anchor02

 

TOEICは大きく2種類のテストに分かれます。

KOU

 

メモ

① TOEICテスト

 →日常生活やビジネスで使う英語の測定(中級~上級者向け)

② TOEICブリッジテスト

 →日常生活で使う英語の測定(初級~中級者向け)

 

普段よく耳にするTOEICは、ほぼ間違いなく①TOEICテストのことです。

KOU

 

それぞれ4技能(リスニング&リーディング、スピーキング&ライティング)を測ることができます。

 

 

TOEIC Listening & Reading Test のテスト概要

 

ここからは、最も受験者の多い「Listening & Reading(L&R)テスト」に絞っていきますね。

KOU

 

テスト時間

 

テストは、2時間(リスニング45分、リーディング75分)の制限時間で、今は午前・午後の2部制になっていますね。

 

会社や学校で受ける場合(IPテスト)は開始時間が異なる場合があります

 

テスト会場

 

主な会場としては、大学などの教育施設や研究機関などになります。

KOU

 

試験会場は申込のときに希望の都道府県を選択して、その都道府県内でランダムに割り振られるため

 

試験開始の約1週間前に送られている「受験票」を見てはじめて分かることになります。

 

ぺんた

以前学校で受けたときには、机と椅子がめちゃ小さかった

 

受験料

出所:https://www.iibc-global.org/info/important/imp_27.html

 

1回の受験料は、7,810円(税込)です(※2021年10月から改訂されています)。

 

ぺんた

ぐっ、どんどん高くなってる...

 

リピートしても7,000円かかってしまうので、何度も受けるというよりしっかり準備して目標スコアを取りたいところです

KOU

 

申込方法

 

申込はインターネットかコンビニ端末で可能ですが、インターネットがおすすめです

 

KOU

インターネットで登録をしておくと、TOEICスコアを早めに知ることができたり、数回受けることによってチャートで点数の変化を見ることができます

 

TOEICのアカウント作成やお申込みはこちらから。

 

TOEIC(L&R)のテスト形式と内容

 

テスト形式

すべてマークシート方式で塗りつぶしていきます。

 

インターネットで登録をしておくと、TOEICスコアを早めに知ることができたり、数回受けることによってチャートで点数の変化を見ることができます

 

マークシートなので、塗り忘れや飛ばしてしまわないように注意が必要です!

KOU

 

オンラインIPテストを受ける人も、マークシート形式であることは変わりません。

 

問題数

 

問題数は200問(リスニング100問、リーディング100問)です。

 

リスニングとリーディングで、7つのパートに分かれています。

 

リスニングが4つ、リーディングが3つのパートに分かれています。

 

リスニングパート

 

リスニングは45分です。

KOU

 

出所:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html

 

リーディングパート

 

リーディングは75分です。

KOU

 

出所:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html

 

ぺんた

パート7あたりからいつも集中力が切れるんだよ...

 

スコア換算

 

テストスコアは10点~990点満点で換算(Reading 495点満点, Listening 495点満点)されます。

 

点数は標準偏差という統計的手法が使われているため、公式問題集(模試)などで正確な点数を出すことは難しいのです。

 

ただ、スコア換算のシミュレータを作ってくれているサイトもあるので、活用してみてください。

KOU

 

TOEIC配点の仕組みとスコア換算表|シミュレーターつき

 

 

TOEIC(L&R)の流れとパート別内容

 

ディレクション(パート毎の説明)

はじめに、各パートごとにどのような設問形式か「Direction(説明)」があります。

 

結論、読んだり聞いたりする必要一切なしです。

 

本番までに各パートの形式や問題パターンをしっかり把握しておけば全く問題ありません。

KOU

 

ぺんた

内容把握をしないまま当日を迎えて、頑張って「Direction(説明)」を聞かないように!

 

パート1 写真描写問題

 

パート1は6問出されます!

KOU

 

①人だけの写真、あるいは②人と風景が映っている写真が出され、4つの選択肢から最も適切なものを選ぶ問題です。

英文自体はあまり難しくはないのですが、Part1特有の単語を覚えたり対策は必要です。

 

パート2 応答問題(リスニングのみ)

 

パート2は25問です!

KOU

 

このパートの特徴は、問題文も解答選択肢(3択)も無いという点です

 

つまり、完全なるリスニング力が試されるということ。

 

すべて聞き落さないようにしなければいけないため最初から最後まで集中力が求められるパートですね。

 

一瞬でも集中力が切れて聞き逃してしまうと挽回は難しく、苦手意識を持っている人も多いです。

 

パート3 会話文

 

パート3は39問です!

KOU

 

約45秒前後の長文リスニングになります。

 

一つの会話内容に対して、3つの設問に答えていきます。

 

パート3の設問

 13個の会話 × 3つの設問 = 39問

 

そして、会話は2名の場合と3名の場合があります

 

答えのキーワードを拾いながら、どんな内容について話しているのか全体像が問われることもあります。

 

パート4 アナウンス・説明文

 

パート4は30問です!

KOU

 

パート3と同様に長文リスニングですが、大きな違いはスピーカーは一人という点です。

 

留守番電話のメッセージやラジオのパーソナリティなど様々な内容が出されます。

 

ぺんた

ジャパネットタカタの英語版のような商品説明もいるな

 

設問数は、一つのアナウンス・説明文に対して3つずつ出されます。

 

パート4の設問

 10個のアナウンス × 3つの設問 = 30問

 

 

パート5 短文穴埋め問題

 

ぺんた

ここからリーディングパートに入るぞ

 

パート5は30問です!

KOU

 

短い文章(1センテンス)の中に_________(空欄)があり、最も適切な解答を4つの選択肢から選びます。

 

例:The Olympic committee will ___ allow us to purchase tickets on its Web site.

(A) ever

(B) soon

(C) yet

(D) already

 

このパートの問題パターンはざっくり2つあります。

 

メモ

問題パターン

  • 文法問題(品詞、態、時制など)
  • 意味問題(単語力)

 

このパートを攻略するためには文法的知識と単語暗記が欠かせないということです。

 

パート6 長文穴埋め問題

 

パート6は16問です!

KOU

 

このパートでは4つの長文が出され、1つの長文で4問、合計16問が出題されます。

 

1つのストーリーに対して、4か所_________(空欄)があり、4つの選択肢から正解を選びます。

 

このパートの問題には、パート5のような文法問題・意味問題に加えて、ストーリー全体から読み解くような文脈問題が出題されます

 

文章の流れを汲み取る読解力や、選択肢を素早く読んでいく速読力が求められます

KOU

 

パート7 長文読解の問題

 

パート7は54問です!

KOU

 

英子ちゃん

このパート本当に苦手です…

 

パート7は大きく3種類のパッセージがあります。

 

メモ

パッセージの種類

  • シングルパッセージ(1個の長文を読む) 

  →合計29問

  • ダブルパッセージ(2個の長文を読む) 

  →合計10問

  • トリプルパッセージ(3個の長文を読む)

  →合計15問

 

出題される内容は、社内メール、請求書、記事、広告、求人など幅が広いです。

 

どのような問題パターンが出されるのか、あらかじめ把握しておくと良いですよ!

 

TOEICスコアはどこで使える?

 

お悩みさん

TOEICって何に役立つの?

何点くらいあればいいの?

 

ぺんた

目標がないとテスト勉強はやる気にならんからな

 

TOEICスコアが、どのようなところで活用できるかご紹介しますね。

 

就活や転職で使える

 

実際に就活や転職で、履歴書に書くことで英語力をアピールできます。

 

英語力がちょっとでも求められている企業であれば、担当者はほぼ間違いなく履歴書でTOEICスコアを参考にします

KOU

 

ある程度の点数を取っていれば、「1回会ってみようかな」と思わせるきっかけになります。

 

ただ、TOEICスコアを書けば良いというわけではないです。

 

スコアがあまり低い場合など、場合によっては書かない方が良いということもあります

 

 

内定から入社までに求められることがある

 

面接官

内定は出すので入社までにこのスコア取っておいてね

 

新卒でも中途でも入社までにスコアが求められるケースがあります。

 

僕の生徒さんでも、内定後に入社までにTOEICスコアを求められたケースは何件がありました。

KOU

 

英子ちゃん

コンサルファームに就職が決まったのですが、入社までに900点と言われました...

 

英太くん

簿記2級とTOEIC730点以上が必要と言われました

 

昇進や昇格の条件になっている場合がある

 

昇格試験や昇給条件にTOEICスコアが入っている場合があります。

 

企業によりますが、管理職以上は800点以上とか、外資系企業の場合は本社に行くために900点必要とか様々です。

 

ぺんた

楽天は早い段階からTOEICスコアを取り入れていたね

 

どんな業種でも、いきなり英語力が求められる可能性がある時代なので、もしあなたが管理職などを目指しているのであれば、準備しておいて損はないかもしれません。

 

進学や単位取得で使える

 

TOEICは学業でも使えます。

 

その使い方は、ほとんどが「単位免除」です。

 

「大学/大学院進学で英語試験が免除される」

「大学の英語の必修授業で単位免除される」

 

KOU

就活や入社後にTOEICが必要ということで、大学もTOEIC強化に力を入れていますね。

 

TOEICスコアの目安と目標

 

KOU

目安のスコアは、正直目的によります

 

ですが、700点以上は最低限取っておきたいラインです。

 

ちょっと古いですが、「上場企業における英語活用実態調査 2013年」という報告書があります。

 

これによると、企業で求められるTOEIC L&Rの期待スコア平均は600点で、国際部門では700点が期待されています

 

最近の求人広告を見てみても、外資系企業を中心に730点~800点を応募要件のボーダーラインとしている企業が増えているようです

 

履歴書って何点くらいから書くべき?

 

500点台では書かない方が無難かもしれません。

 

理由はあまりアピールにならないからです。

 

もし英語力を求めている企業へ応募する場合、スコア別の担当者の印象はこんな感じです。

 

800点台~900点台の場合

 

面接官

英語できるのね~。英語を使った業務を任せられるわ。

 

 

700点台の場合

 

面接官

英語は勉強してきているわね。読み書きはできるでしょう。

 

 

600点台の場合

 

面接官

中高レベルの基礎力は勉強してきているのね。実践にはちょっと足りないけど頑張ってもらいましょ。

 

 

500点以下の場合

 

面接官

TOEICは受けたことあるのね。英語が必要な仕事は大丈夫かしら。

 

あくまで僕の面接経験と面接官などのヒアリングによるものなので参考まで。

KOU

 

あとは企業によって判断基準は違うので、応募企業の募集要項を見て判断してくださいね。

 

最後に:TOEICは英語力の証明書になる

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

TOEICは、英語力をはかるのにも良いテストですし、

とにかく仕事に活かせる証明書のようになってきています。

 

まだ受けたことがない人であれば、是非一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

TOEICをきっかけに英語力を高めて世界が広がったという人もいますよ!

 

TOEICだけではなく英語を勉強するメリットは別記事でまとめているので、参考にどうぞ!

 

 

それでは今日はここで終わりです!

 

KOU

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