こんにちは、KOUです。
今回は、僕がTOEIC初受検から、2ヶ月で85点アップ(865点)させたときにやった対策を紹介します。
初受検のTOEICスコアは780点だったのですが、その時のステータスはこんな感じでした。
留学してたのに780点なの?
と思われるかもしれませんが、それは一旦置いておいて..
まずは800点を確実に取りたいと思って勉強を始めました。
800点オーバーのために独学でも工夫できることは沢山あるので、同じような目標スコアの方は参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- TOEIC800点を目指している人
- 独学でスコアアップを狙っている人
- 留学経験や海外経験があっても伸び悩んでいる人
865点取得したときのスコア内訳
最初に、以下が780点→865点のスコアの内訳です。
リーディングの点数、変わってないじゃん
リーディング対策はしていたけど、結局リスニングのスコアアップが勝因だったね
後にも書いていますが、文法力がまるでなかった当時の僕が、初回でリーディングの400点はビギナーズラックだったように思います。
865点(85点UP)取得のために対策したこと(約2ヶ月)
次に780点から85点スコアアップを達成したときに実施したことを紹介します。
この時は、約2カ月間強という時間でした。
僕の場合は基礎知識がないこと、リスニングの点数が低かったことなどの現状をもとに
やることをしぼって実施しました。
自分でもこれは当てはまりそうということを見てみてください。
【前提】TOEICの問題形式・傾向の分析
僕はそもそもTOEICのことを知らな過ぎました。
あの時の会場で「ディレクション(問題説明)」をしっかり聞いていたのは僕だけだったんじゃないかな...
僕みたいにテストの形式や傾向を調べないで受けるなんて無謀なことはしないと思いますが、、試験なのである程度の傾向と対策は必要ですしたね。
改めてTOEICのこと知りたいという人は、こちらを参考にしてみてください↓↓
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【TOEIC初心者必見】今更聞けないTOEICの特徴とスコア活用例
【リスニング】音読とシャドーイング
主にやったことは音読とシャドーイングはリスニングに効果的でした。
留学経験という貯金をつかって、英語をなんとなく聞いていたのですが
細かい音をとらえきれていなかった点はこれでカバーできたように感じます。
シャドーイングを続けていくと「ついていける」「頭に残る」という感覚がくるタイミングがきます。
「聞きとれない→思考停止→次の問題に遅れる」という悪循環があれば、
音読やシャドーイングの時間を増やしていきましょう。
【語彙力】TOEIC頻出単語をインプットする
当たり前っちゃ当たり前ですが、TOEIC単語をしっかりとインプットしました。
次のようなTOEICでよく出る単語や、なじみの無いないビジネス用語などをとにかく毎日反復です。
メモ ビジネス単語例:
学生さんなんかは、こういったビジネス単語は馴染みがなくて苦労するかもしれないですが、
TOEIC単語を一通りインプットするのには、TOEIC単語のバイブル『金のフレーズ』を1冊読破しましょう。
金のフレーズは、本でも持ち運びしやすいサイズになっていますが、
アプリもあるのでどこででも学習ができるのでとても便利です。
金フレのアプリはこちら
【語彙力】似たような単語をグルーピングする
似たような単語は、覚えやすい形でグルーピングしておきます。
TOEICはこういった似たような単語をよく出してくるよな
メモ 勘違いしやすい単語例
似たような単語は、それ単体で覚えるというより主語や目的語と一緒にして並べておくと効果的です。
そして、必ず発音することで、音としても違いを認識すると効果は上がりますよ。
【語彙力】苦手な単語(品詞)に集中する
とにかく短期決戦で、スコアを取りたいと思っていたのでわからない単語に集中しました。
ビジネス単語だけではなく、特に知っているようで知っていないような品詞を重点的に覚えました。
僕の場合は、接続詞や前置詞がいつもあいまいになりがちで、1日1回は判別できるように見続けました。
メモ 接続詞/前置詞例
短期間で結果を出したいという人であれば、幅広く覚えるのではなく、苦手な単語・品詞に集中しましょう。
【文法】何となく覚えている文法を復習する
基礎力が大事という話をしましたが、僕自身、特に文法の基礎力は皆無でした。
「留学経験=TOEIC高スコア」にならない理由の一つは、文法がおろそかになっていたからです。
TOEICの勉強をはじめたとき、僕は自動詞と他動詞の違いすら分かっていませんでした。
初受検のリーディング400点はビギナーズラックやな
ホントそれ。ただ865点取れたときもリーディングは400点で変わりなかったけど、 前回と違って文法を理解して解けたということは感覚が違っていたよ。
ちなみに文法の復習に参考書は使わず、『TOEIC特急シリーズ』の「文法特急」を使っていました。
とにかく説明が分かりやすいのと、一つ一つの文法ルールの説明が目から鱗でした。
【本番力】公式問題集で本番を想定する
本番の感覚として大事にしたのは、リスニングの「先読み」とリーディングの時間配分の確認。
リスニングは、いわゆる王道テクニックである問題文の先読みを本番でも普段通りできるように慣れさせました。
知っていることと、本番でできることは全然違うからな
あとは、どのパートにどのくらいの時間をかければいいのか調べて公式問題集でトライします。
780点のスコアをもっていたときは、各パート次のような時間がかかっていました。
文法問題が本当に弱くて、悩んでいる時間がとても長かったです。
今思えば、公式問題集すら解かずによく本番受けたなと思います。。
ホント馬鹿だよねー
必ず一度は公式問題集を使って、ある程度つかんでから試験会場に向かいましょう!
短期間でスコアアップを狙う3つのポイント
僕自身は2ヶ月という時間でしたが、短期間でスコアっプを狙うのであれば、
次のような戦略を立てていくのがベストだと思っています。
人によってリスニングとリーディングのスコアは異なっていたり、
今の課題は違うかもしれませんが、だいたいの人に当てはまると思います。
リスニングで大幅なスコアアップを狙う
僕と同じようにリスニング力にまだ伸びしろがある場合や、リスニングとリーディングで同じくらいのスコアであれば、リスニングで勝負することをおススメします。
理由は、リーディングよりもリスニングの方が対策がしやすいからです。
そして使われる英語もリーディングよりは簡単ということもあります。
ちなみにTOEIC受検者の多くはリスニングスコアの方が高い傾向があります
とにかくリスニング(英語の音)に苦手意識がある人は、まずは音読やシャドーイングで集中して聞く(傾聴)をする時間を増やしましょう。
テクニックは大事、でも基礎力はもっと大事
TOEICのことをそんなに深く知らなくても、ある程度基礎力があれば800点近くは取れるということは分かりました。
僕の生徒さんでも、
テスト対策をたくさんしたり、TOEICについてはすごく詳しいのになかなか点数が上がらない
という人が基礎を見直したら100点近く上がったという話もあります。
僕の場合は、そもそもTOEICのことを知らなかったということもありましたが、
2カ月間で一気に伸ばすことができたのは基礎の見直しが大きかったと感じています。
結局足元固めるのは大事だったことだな
テストを知る(知らなければ)
テストを知り尽くしている人はここは読み飛ばしてください!
テクニックよりも基礎が大事と言いましたが、短期間でスコアっプを狙うのであれば、
どんなテストなのかしっかり理解することだけで点数は変わってきます。
「何となく知ってるよ」ではなく、リスニングであれば先読みのやり方、
リーディングの各パートは何分くらいに解くのか、どんな問題は捨てればいいのかなど、
これだけで全然変わってきます(僕の場合はこれもおおきな要因でした)。
800点になかなか届かないという人へ
何回もテストを受けているという場合
何回もテスト受けてるけどスコアが変わらないよ...
もしそのようにお悩みであれば、基礎力をもう一回見直す時間を作ってみてください。
原因は基礎力不足、あいまいな理解にあることは多いです。
あとは目標とする期間は2ヶ月から3ヶ月と決めて、あれもこれも悩まず、苦手分野の潰し込みに集中しましょう。
あれもこれも手を出すと時間もどんどん過ぎていってモチベーション維持が大変です。
次のテストまであまり時間がないという場合
もうテストスコアが必要な期限が決まっている場合は、正直一人で悩まないということも大事です。
例えば、スクールなどを活用してしっかり学ぶことで時間短縮につながります。
がっつりスクールに通いたくないという人は、TOEICに特化したようなオンラインサービスでブレークスルーを図るのも手ですよ。
ズルズルといかないように目標の期間とスコアは決めてスタートしましょう!
最後に
今回は僕自身の経験から780点→865点というスコアアップ例をあげましたが、
テストのことはしっかり知る、基礎力を高めることはどのレベルでも変わりませんね。
ただ同じようなスコアで悩んでいても、人によって必要な対策は少し違ってくることがあるので
対策してみたら公式問題集などでその効果をはかりながら進めていきましょう。
最後に、TOEICスコアは本番前日・当日にやることで変わってくるので、最後まで諦めずに準備していきましょう!
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TOEIC本番対策|前日・当日にやること
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KOU