こんにちは!KOUです。
今日のピックアップフレーズはこちらです。
ピックアップ・フレーズ
- It's lame
- On purpose
- Close-knit
- Turn into reality
まずはどんなシーンで使われているかチェックしてみましょう。
シーンの説明
主人公のベッカが、入学したバーデン大学の校内で、新入部員の勧誘を行っているアカペラ部「ベラーズ」のメンバーと会話をしているシーンです。
ベラーズ部員のクロエとオーブリーが、アカペラやベラーズの魅力を伝えていますが、ベッカはあまり気乗りしていない様子。
このシーンでは、どんな表現が使われているでしょうか。
使われている場面の英語スクリプト
英語だけで読んで何となくイメージできるか確認してみてください!
その後に日本語訳付のものを載せています。
英語だけで読んでみる
Chloe: So, are you interested?
Beca: Sorry, it just, it's pretty lame.
Aubrey: A-ca-scuse me?
Aubrey: Synchronized lady dancing to a Mariah Carey chart topper is not lame.
Chloe: We sing all over the world and we compete in national championships.
Beca: On purpose?
Aubrey: We played the Cobb Energy Performing Arts Centre, you bitch!
Chloe: What Aubrey means to say is that we are a close-knit, talented group of ladies whose dream is to return to the national finals at Lincoln Center this year.
Chloe: Help us turn our dreams into a reality?
Beca: Sorry, I don't even sing, but it was really nice to meet you guys.
日本語訳をつけて読んでみる
Chloe: So, are you interested?
それで、興味わいた?
Beca: Sorry, it just, it's pretty lame.
ごめん、何だか、ダサくて(ピンとこない)。
Aubrey: A-ca-scuse me?
なんですって?
Aubrey: Synchronized lady dancing to a Mariah Carey chart topper is not lame.
マライアキャリーのトップチャートソングに合わせて踊るのがダサい(ピンとこない)わけない。
Chloe: We sing all over the world and we compete in national championships.
私たちは全米・世界中で歌ったり、全国選手権にも出るの。
Beca: On purpose?
本気で言ってる?
Aubrey: We played the Cobb Energy Performing Arts Centre, you bitch!
大ホールでも歌ったわ、ビッチ!
Chloe: What Aubrey means to say is that we are a close-knit, talented group of ladies whose dream is to return to the national finals at Lincoln Center this year.
彼女が言いたいのは、私たちは結束力の強い、才能ある女性グループで今年も決勝に残るのが夢なの
Chloe: Help us turn our dreams into a reality?
この夢を実現するために協力してくれくれない?
Beca: Sorry, I don't even sing, but it was really nice to meet you guys.
ごめん、私歌はやらないの。またね。
フレーズのワンポイント解説
シーンのイメージやフレーズはうまく理解できたでしょうか?
ここからは、ちょっとしたワンポイント解説です。
It's pretty lame.
"lame" という単語は、「足が不自由の」という形容詞ですが、
アメリカではスラングとして、「ダサい」といった表現として使われます。
別な表現としては、"It's not cool."とほぼ同義です。
On purpose
受験英語でよく見る熟語ですね。
このシーンでは、文脈にそって「それって本気で?!」となっていますが、
直訳すると「故意に」「わざと」となります。
”purpose”には「目的をもって何かをすること」という意味が含まれるので、
ここでは、全米・世界中で歌を歌ったり、全国選手権で活躍することに対して、
①それを目的・目標にやってるの?
↓
②それって本気で言ってるの?
というニュアンスにここではとらえることが出来ます。
Close-knit
まず "knit" という単語は、”ニット”と呼ぶように普段から日本語でもよく使う編み物に関するワードです。
そこから転じて「しっかりと組む」「結びつける」といった動詞的意味もあります。
ここでの"close" は「クローズ(閉める)」ではなく、「クロース(親密な)」の意味になります。
これら二つを組み合わせて「クロースニット(結びつきの強い=結束の強い)」というように使われます。
Turn into reality
"turn into"は「~に変化する(別の形のものになる)」といった意味があります。
このシーンで使われている文章をもう一度みてみましょう。
Chloe: Help us turn our dreams into a reality?
この場合、"turn"と"into"の間に"out dreams(私たちの夢)"という目的語があり、
この「夢」を"reality"「現実」に変えるという使われ方になります。
他にも
turn your idea into a reality (アイディアを実現する)
turn your desire into a reality (望みを現実のものにする)
などのように使えますね。
まとめ
いかがでしたか?
聞いたことがあるようなフレーズも多かったかもしれませんが、
使われているシーンが分かるとより使えるイメージがわきますね。
最後に、この映画が気になった人はダイジェストもこちらに載せておきますので、チェックしてみてください↓↓↓
それでは今日はここらへんで。Have a nice day!
KOU