こんにちは!KOUです。
映画セブンティーン・アゲイン(17 again)を使って、次のフレーズを見てみましょう!
セブンティーン・アゲイン(17 again)を初めての方は、こちらにオフィシャル予告をつけておきます↓↓
さて、今回のピックアップフレーズは以下です。
ピックアップ・フレーズ
- Stone-cold fox
- Take no prisoners
- Have me wicked nervous.
- Ride on
- Totally
スラングなど少し聞き馴染みのないフレーズもあるかもしれません。
どんな場面でリアルに使われているのか、映画をみてチェックしてみましょう。
シーンの説明
主人公のマイクは、将来をかけたバスケットボールの試合で、会場に来ていた恋人のスカーレットを見つけて話しかけるシーンです。
将来がかかっている試合前に緊張したマイクと、何となく様子がおかしいスカーレット。
マイクの彼女を表す表現や、心配している気づかい表現など見ていきましょう!
使われている場面の英語スクリプト
英語オンリーのスクリプトの後に、日本語訳付のものを載せています!
英語だけで読んでみる
Mike: Oh, man, over there. Who is that stone-cold fox? Oh, it's my girlfriend.
Audience: Take no prisoners, bro!
Mike: Hey. I'm glad you're here, Scar. This whole scout thing has me wicked nervous.
I just feel like my whole future's riding on this game.
Scarlet: Yeah. Yeah, I know how you feel.
Mike: Yeah? Is everything...? Everything's cool, right?
Scarlet: Oh, yeah. Everything's totally copacetic.
Mike: Totally?
Scarlet: Totally.
日本語訳をつけて読んでみる
Mike: Oh, man, over there. Who is that stone-cold fox? Oh, it's my girlfriend.
おい、あそこ。 あの超絶美女、誰だよ? 僕の彼女じゃん。
Audience: Take no prisoners, bro!
頼んだぞ!(こてんぱんにやっつけろ!)
Mike: Hey. I'm glad you're here, Scar. This whole scout thing has me wicked nervous.
I just feel like my whole future's riding on this game.
来てくれて嬉しいよ。スカウトのせいで緊張しているんだ。この試合に将来がかかってるから。
Scarlet: Yeah. Yeah, I know how you feel.
そうよね、気持ちわかるよ
Mike: Yeah? Is everything...? Everything's cool, right?
君は大丈夫?
Scarlet: Oh, yeah. Everything's totally copacetic.
ええ、まったく問題ないわ
Mike: Totally?
本当に?
Scarlet: Totally.
全然大丈夫よ
フレーズのワンポイント解説
シーンのイメージやフレーズはうまく理解できたでしょうか?
ここからは、ちょっとしたワンポイント解説です。
Stone-cold fox
stone-coldという形容表現は、その名の通り「石のように冷たい」「(料理などが)冷めきった」といった意味もありますが、
同時に「素晴らしい」「至極の」といった意味もあります。
foxも「セクシーな人」を表す単語で、stone cold foxで「超絶セクシーな人」となります。
Take no prisoners
「徹底的にたたけ!」という意味になりますが、もともとは軍事用語として使われていたようです。
なぜそのような意味になったのでしょう。
①捕虜をとらえるな!
↓
②捕虜にするくらいなら殺してしまえ
↓
③ぼっこぼっこにやっつけろ!
ちょっと恐い表現ですが、背景がわかると理解しやすいですね。
Have me wicked nervous
Haveは「(人・ものを)~な状態にする」といった使役動詞として使われていますね。
どんな状態にしているかというと、wicked nervous「とても緊張した状態」にしています。
wicked は形容詞としても使われますが、「とても」「非常に」という程度をあらわす副詞の意味も持っています。
なかなか使いこなすのは難しい俗語ですので、普段は Very で全然オーケーかと思います。
Ride on
これは比較的イメージしやすい表現ですね。
ride on「~の上に乗る」というように、今回の映画シーンにあるように、
人生や将来が〇〇に乗っている=それ次第である、ということを表します。
Totally
これも直訳をすれば「全体的に」とかになりますが、リアルなコミュニケーションの場では、主に二つの意味で使われます。
①「まじで」「ほんまに」といった強調
②「もちろん!」といった賛成・同意
今回のシーンのフレーズを見てみると、どちらも使われている感じですね。
Mike: Totally?
本当に? → ①「まじで」「ほんまに」といった強調
Scarlet: Totally.
全然大丈夫よ → ②「もちろん!」といった賛成・同意
どちらも良く使うので、覚えておくとGoodですね!
まとめ
今回のシーンからは、たくさん面白い表現がありましたね。
Totallyなどは本当によく日常で使うので、是非覚えてみてください!
ではまた次回!
KOU